コンピューターおばあちゃん
ふと立ち止まってうちのクリニックを振り返ってみると、
既に電子カルテはアクセスのマクロではなく電子通信でのクラウドソースですし、
事務作業の省力化のために裏で使用している言語はPythonですし、
クリニック内での情報伝達は驚くことにセキュリティを確保されたSNSです!
職員同士で電話で通話をすることはよほどの時以外はなくなりました。
そんな変化を考えると恐らく次の12年間では、
クルマの運転席に人が乗っていない時間ができたり、
電子カルテの入力に指を使わなくなったり、
病院同士のカルテの内容を同時並行的に見ることができたり、
それほど夢物語ではない気がします。
それを必然として、自分達も準備をしておかなければならない気がします。
平成19年には、「さすがにそれはないだろう」と思っていましたが、
戦争を知らない世代と言われる昭和二桁生まれの80代が出現し、
おじいちゃんやおばあちゃんがスマホを使って社会とつながり社会を動かす、
人間ならばどの世代だって進化することに気が付きました。
これからの12年間は、どうやらそんな、
コンピューターおばあちゃんがたくさん生まれる時代になりそうです。